新型コロナの感染拡大と諏訪神社でのセクハラ問題もあり、今年の長崎くんちの奉納踊は実施するかどうかがまだ決まっていません
14日、踊町の代表者らが集り、今後の方針について話し合いが行われました。

新型コロナで去年、おととしと2年連続で中止となった長崎くんち奉納踊。
例年なら6月の小屋入りにむけ準備が進められている時期ですが、新型コロナに加え、去年秋に発覚した諏訪神社、宮司のセクハラ問題もあり、実施について未だ結論が出ない異例の事態となっています。

14日、踊町の代表者らおよそ20人が集まり、方針について話し合いました。
話し合いでは、諏訪神社をめぐる騒動の状況を共有し、新型コロナの感染対策を実施した上で、稽古や本番が可能かどうか、それぞれの町の意向が確認されましたが、実施するかどうかの結論は出なかったということです。

踊町関係者によりますと、博多山笠の時に使われた感染対策チェックシートをもとに県が対策項目を作成していて、奉納踊にかかわる全ての人がそれを遵守できるか懸念されています。
各踊町は、話し合われた内容を持ち帰り、再度検討するということです。

結論は、今月19日に出される予定です。