SNS乗っ取り被害を防ぐには

◆パスワードの使い回しをやめる
・複数のパスワードを持って、サイトごとに別のものを使用
◆パスワードは複雑かつ長くする
・誕生日など、推測しやすいものはNG
◆友人からのメッセージでも信頼しない
・個人情報などを教えない
◆パスキー認証を設定する
・顔や指紋などの生体認証を使うもので本人しか開けられないようにする
ITジャーナリスト 三上洋氏:
パスキー認証は一番新しい仕組みで安全性も高いですし簡単ですが、残念ながらインスタグラムとFacebookはまだ対応していないんです。
おそらく直近で対応するはずなんですけど、GmailやXなど他のものは対応してますので、まずはパスキーを設定する。
そうでない場合は2段階認証等をやっていただいて、友人からのメッセージも信頼しないということが大切です。
コメンテーター 高橋みなみ:
パスワードは定期的に変えないといけないんですか?
ITジャーナリスト 三上洋氏:
実は定期的に変更する必要はないです。定期的に変更するよりも「複雑で長いものにする」というのが一番重要です。
恵俊彰:
コンピュータ側から「強力なパスワード」が推薦されるじゃないですか。あれって長くて覚えられないと思っちゃうから避けがちなんですけど。
ITジャーナリスト 三上洋氏:
覚えようとするから単純になっちゃうんですよ。今は、自分さえ覚えられない複雑なものにするのが鉄則です。パソコンやスマホに覚えさせるか、パスワード管理ソフトに覚えさせる。
パスワードを聞かれて分からない時は、もうリセットかけちゃってください。
「パスワードを忘れた場合」でやり直していただければ大丈夫ですから。
(ひるおび 2025年9月17日放送より)
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<プロフィール>
三上洋氏
スマートフォン事情に詳しいITジャーナリスト
近著に「深掘り!IT時事ニュース」