連日行列“片手で食べる”「うな重」
「日本人が大好きなあの高級な食材を使ったおにぎりが、実はいま人気」と、大塚さんおススメの2軒目は、『浅草うなな』(東京・台東区)。
国産うなぎを備長炭で丁寧に焼き上げる関東風のうなぎ専門店の焼きおにぎりが…

西堀部員:
「大きいうなぎが乗っていて贅沢。これ1個でうな重を食べているのと変わらない」

うなぎのタレを塗りながら炭火で焼いたおにぎりに、ふっくら炭火焼のうなぎがのった「国産うなぎの焼おにぎり」は、1個630円です。
「塗って焼くだけ」自宅で“本格派”
進化系焼きおにぎりが続々と登場する中、自宅で焼きおにぎりを作るのがラクになる商品も登場しています。

「おうちで焼きおに」(10g×3個入・237円)は、スプレッドをおにぎりの上に塗って、トースターで焼くだけ。定番の醤油味の他にカレー味も販売しています。

西堀部員:
「ちゃんと焼きおにぎり。カレーの風味がしっかりして、すごく美味しい」
開発したのは、1927年創業、大阪の老舗海苔メーカー『大森屋』です。

商品開発室主任・四方田和弥さん:
「海苔がここ2、3年は、結構価格が上がっていて、海苔商品1本というのがなかなかしんどいのかなというのがあった」

大森屋の商品は、海苔を使用したふりかけなど、“ご飯のお供”が多数。
そこで、海苔の高騰に影響を受けない“ご飯のお供”として、焼きおにぎりスプレッドを開発したのだといいます。

四方田さん:
「特に今だと“備蓄米”。なかなかスーパーで捌けないと聞いていて、うちの商品を使ってもらえたら美味しく食べられるので」
海苔高騰も一因となった、焼きおにぎりの進化。香ばしさに合う味のバリエーションがどんどん広がっています。

(THE TIME,2025年9月16日放送より)