“おにぎりブーム”は焼きおにぎりにも!タレを塗って焼くだけでなく、“具材が贅沢”な進化系が続々登場しているワケとは…?

「スパム&だし巻き玉子」の贅沢系

パンやスイーツを楽しめるオシャレなカフェでも、焼きおにぎり。

築地場外市場にもほど近い「三井ガーデンホテル銀座築地」(東京・中央区)1階にあるカフェ、『ONO Market-Deli&café GINZA-』では個性豊かな6種類が楽しめます。

焼きおにぎりの上に、マヨネーズと刻んだ紫蘇、その上にだし巻き玉子、厚切りの焼きスパムが重ねられ、海苔でぐるっと挟んだ「スパム 焼きおにぎり」は、食べ応え抜群のボリュームで200円。

THE TIME,マーケティング部 西堀文部員:
「焼きおにぎりの香ばしさとスパムがジューシー。玉子がほろほろで三位一体」

同じスタイルで、メインの具材だけ変えた焼きおにぎりは「博多明太」(380円)や「黒毛和牛SUKIYAKI」(480円)など全6種類です。

女性客(40代):
「玉子も結構大きく入ってたので、玉子の甘さとすごく合っている」

炭で溶かす「醤油バター」

焼きおむすびの“進化系”登場の背景には何があるのか?
「全国ご当地おむす美大賞」の審査委員、大塚さんによると-

全国のおにぎりコンテスト審査員・大塚正樹さん:
「今は【海苔がすごく高騰】している。焼きおにぎりは、コストをより味の方、具の方にかけることができるということで注目されている」

ということで、おススメの1軒目は、「出来立ての焼きおにぎりを食べながらビールを飲むのがすごく魅力的」という『ろばた結』(東京・新宿)。

炭火で焼き上げる鮮魚や旬の野菜が人気で、店内は満席。皆さんがこぞって頼んでいたのが、焼きおにぎりです。

「おにぎり食べないとここに来た意味がない。メインだと思ってます、勝手に」(30代男性)
「いくらのせの焼きおにぎり。酒と相性が良すぎる」(20代女性)

店長・大柿瑛琉さん:
「炭火で焼くことに価値がすごくあるので、結構焼きおにぎり目当てで来る方が多い」

おにぎりに乗せる全6種類の“贅沢なトッピング”が特徴で、いくらや釜揚げしらす、月見などがある中、一番人気なのが「醤油バター焼きおにぎり」(580円)です。

香ばしく焼きあがったおにぎりの上に角切りのバター。
食べる直前に、バターの上に“炭を直置き“するので、ジュワ~&こんがりです。

西堀部員:
「醤油が焼きおにぎりしみしみで、また香ばしい」