SNS上で男の子の裸が映ったわいせつな動画を販売していたとして、東京都内の公立小学校の教諭の男(29)を奈良県警が逮捕しました。

▼「ds」「dc」「dk」などの隠語で…

 奈良県警が9月17日、児童ポルノ禁止法違反とわいせつ電磁的記録等送信頒布の疑いで逮捕したのは、東京都日野市の川越優一容疑者(29)です。

 県警によりますと、川越容疑者は去年9月、SNS上で18歳未満の男の子の裸が映ったわいせつな動画を複数販売した疑いが持たれています。

 県警の少年課の捜査員がサイバーパトロールを行っていた際に、SNS上で川越容疑者が男子小学生や男子中学生、男子高校生を指す隠語「ds」「dc」「dk」などを使って、動画販売をうたっていたのを確認。

 捜査員が捜査目的で購入を申し込み、容疑者が送信したURLから動画をダウンロードしたところ、実際に18歳未満の男の子の裸が映っていたということです。

 取り調べに対し川越容疑者は「男の子の陰部などが映るわいせつな動画を販売したことに間違いありません」と容疑を認めていて、「男の子の裸に興味があり、売ったらお金になると知っていた」とも述べているということです。

 県警は動画の製作・入手経路などを調べる方針です。

 川越容疑者は、東京都内の公立小学校で教諭を務めています。