城下町の風情が残る宮崎県日南市飫肥の歴史・文化の保全に役立ててもらおうと寄付した男性に対し、市が感謝状を贈りました。

16日、日南市役所を訪れたのは、市内に住む関山 寛さん(95歳)。

飫肥地区の歴史・文化の保全に役立ててもらおうと、市に500万円を寄付しました。

これに対し、高橋市長が関山さんに感謝状を手渡しました。

飫肥地区出身の関山さんは、毎年秋に開かれる飫肥城下まつりの時代絵巻パレードで40年前に侍大将を務めた経験があることから、地元に恩返しがしたいとの思いで寄付したということです。

(関山 寛 さん)
「泰平踊りの後継者が少なく大変だと聞いた。少しでも(寄付金を)利用してPRしてもらいたい。」

寄付金の使い道について日南市は、関山さんの希望通り、泰平踊りのPR活動などに活用したいとしています。