候補者全員が同じバスで移動!?2008年には石破氏が麻生氏に…
総裁選挙の勝敗を決するものとは?今回は国会議員票295票と党員票295票で争うフルスペック選挙です。最初に過半数を獲得する候補者がいればそれで新総裁が決まりますが、そうでなければ上位2人での決選投票(国会議員票295票、都道府県連票47票)となります。
ちなみに、去年の総裁選のスケジュールは以下の通りでした。
9月12日 告示、所見発表演説会
13日 候補者共同記者会見
14日 公開討論会、街頭演説会(愛知)
15~20日 演説会(福島~沖縄~愛媛~大阪~東京~島根)
22~24日 オンライン討論会
27日 投開票
このように、毎日のように演説や討論会、記者会見を行い、演説は全国をまわります。候補者全員でバスで移動するということもあるそうです。
バス移動をめぐってはこんなエピソードも。2008年、“麻生氏で決まるだろう”と言われていた総裁選で立候補していた石破氏。バスの中で石破氏は一生懸命、得意分野である農業政策の話を麻生氏にしていたそうです。その後、麻生政権が誕生し、石破氏が農林水産大臣に任命されました。もしかすると、バスでの出来事が影響したのかもしれません。