大阪・関西万博の会場では9月16日、55年前の大阪万博を体感できるイベントがはじまりました。

 閉幕まで1か月を切った大阪・関西万博で16日始まったのは、1970年の大阪万博を再現したプロジェクションマッピング「Back to EXPO’70」です。

 大阪府などが55年前の万博についても知ってもらおうと企画したもので、太陽の塔やパビリオンの周りを練り歩くゾウなど、当時を再現したCG映像が天井や正面、左右の壁に約10分間映し出されます。訪れた人たちは、会場によみがえった半世紀以上前の万博の姿に見入っていました。

 (来場者)「(1970年の万博は)13回くらい行きました。こんな感じだったなと思い出してすごくよかったです」

 このイベントは万博会場「ギャラリーWEST」で17日まで行われています。