敬老の日の15日、安佐動物公園でも長寿の動物を祝いました。

広島市の安佐動物公園で開かれた「長寿動物を祝う会」。阿部勝彦園長から飼育担当にお祝い状が贈られたのは、オスのシフゾウ「アスカ」です。

2014年に安佐動物公園にやってきたアスカはことし16歳。高齢というには少し早いということですが、最近は足の関節炎に悩まされているといいます。

野生種は絶滅したとされるシフゾウ。ウシやウマ、シカやロバに似た特徴を持つ珍しい動物で、日本国内にはアスカを含めて3頭しか飼育されていません。

飼育担当者 清水小波さん
「元気ですね。食欲も旺盛ですしよく水も浴びるし動き回るし。これをきっかけに皆さんに会いに来ていただけたら」

来園者
「シフゾウという動物を知らなかったけどよく知れて良かったです」
「長生きしてね」

園内にはこの他にも、推定58歳以上のフラミンゴや70歳ほどとされるアルダブラゾウガメなどがいて、長生きで元気な動物たちが来園者を楽しませていました。