天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは13日、長崎市の恵の丘長崎原爆ホームを訪問され、被爆者らと交流されました。

12日から長崎を訪問されている天皇皇后両陛下と長女の愛子さま。


13日は、長崎市の恵の丘長崎原爆ホームで入所している被爆者と目線を合わせながら、ご懇談されました。天皇陛下は「色々と大変でいらっしゃいましたね」、皇后さまは「お辛かったでしょう」などいたわりの言葉をかけられました。

入所者 町田エイ子さん(94)
「ほんとに嬉しく思います。感動しました。涙が出ます。」

入所者 小川ハツ江さん(84)
「私は(被爆当時)4歳だったと。筑後町で被爆しましたということを言いました。「大変だったですね」とおっしゃって下さったので感激しております。」

その後、両陛下は長崎県美術館をご訪問。障害がある作家が制作した絵画や切り絵などを展示した作品展をご覧になられ、作家とも交流しました。

原塚祥吾さんの母・由美子さん
「とても細かく描かれていますねと、お褒めの言葉をいただきました。」

溝上強さん
「これからも頑張って下さいとお言葉をいただききました。」

両陛下は「ながさきピース文化祭」の開会式に出席するため、14日まで長崎にご滞在。 一方、愛子さまは13日、1人で帰京されました。