九州北部では前線が停滞しており、大気の状態が非常に不安定になっています。このため、11日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風や急な強い雨が発生するおそれがあります。
気象台は、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は建物内に移動するなど、安全確保を呼びかけています。

九州南部でも湿った空気の流れ込みで大気の状態が不安定です。
11日午前4時半までには鹿児島県三島村付近で約70ミリ、屋久島町南部付近で約60ミリの雨を観測しました。
11日昼前にかけては低い土地の浸水、昼過ぎから夕方にかけては土砂災害に警戒が必要です。また、12日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が呼びかけられています。

予想される雨量

11日の最大1時間降水量(多い所)
 宮崎県:40ミリ
 鹿児島県(奄美除く):70ミリ

11日6時~12日6時の24時間雨量(多い所)
 宮崎県:120ミリ
 鹿児島県(奄美除く):180ミリ