「甲子園で観戦する楽しさ伝えたい」児童養護施設の子どもたちを阪神戦に招待

 竹田さんの生き方に大きな影響を与えた、阪神タイガースという存在。自身と同じ名前の阪神OB・今岡真訪さんの大ファンで、「妻と仲良くなったのも同じ今岡ファンだったから」とのこと。

 2008年からは、「甲子園で試合観戦する楽しさを伝えたい」との思いから、児童養護施設の子どもたちを阪神戦に招待しています。

 (店主・竹田さん)「自分の好きなタイガースを通じて『なにか社会貢献したいな』とずっと妻と一緒に思っていたんですよ」

 かつて招待した子どもの1人が、「就職決まりました」とお店に挨拶に来てくれたこともあったと言います。

 (店主・竹田さん)「『いつもいつも(招待してくれるのが)本当にうれしかったんです』って、子どもたちの代表みたいな感じで僕に伝えてくれて。その時、めちゃくちゃうれしかったですね。ものだけじゃなくて夢を与えるっていうか、やっぱり『プロ野球選手ってすごいな』と思いますね」