アンデルセングループの創業者で2月に亡くなった高木彬子さんの思いを紡ぐ音楽会が、このほど広島市内で開かれました。
音楽会は「お別れの会にかえて音楽会を開いてほしい」という高木彬子さんの遺志を尊重しようと、開催されました。
高木さんは生前、「豊かな音楽文化こそ平和の象徴」と考えていたといいます。会場では、高木さんが大切にしていた思いを表す言葉を展示しました。

そして、アンデルセングループの社歌「パンのかおりのする街」やベートーヴェンの楽曲などを広島交響楽団が演奏しました。
アンデルセン・パン生活文化研究所 亀岡大介広報室長
「豊かな生活をする提案をしていきたい。その中のひとつとして、音楽や食卓の提案を続けていきたい。広島・日本・世界の皆さんに豊かな暮らしを届けていきたいと思っています」
音楽会にはおよそ1800人が参加したということです。