奄美市内の駐車場で9日未明、複数人が口論になり警察官が制止に入るトラブルがありました。このトラブルで現場を通りかかった男と途中から加わった少年がそれぞれ現行犯逮捕されました。

奄美警察署によりますと、奄美市名瀬金久町の駐車場で9日午前1時半ごろ、複数人が口論になるトラブルがあり、通報を受けた奄美警察署の警察官らが駆けつけました。

すると、この現場を通りかかった氏名不詳の30歳ぐらいの男が、口論をしていた男性の頭に頭突きしました。

警察は男を暴行の疑いで現行犯逮捕。男と男性に面識はなく、男は黙秘しています。

その後、騒ぎを聞きつけた自称解体工の17歳の少年が途中から加わり警察官の胸を掌で突く暴行を加え、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。

少年は頭突きされた男性の知人で「警察官が近寄ってきたから暴行を加えた」と容疑を認めているということです。

警察は、逮捕された2人がこのトラブルに加わってきた経緯や動機を調べています。

【画像で解説】深夜の駐車場で口論→警察官が制止 通りかかった男と途中参加の少年(17)を現行犯逮捕