弁護士「文化や宗教などへの配慮は十分にしなければならない」

井上貴博キャスター:
気になるのが、ファミリーマート側が組織として、どこまで情報共有をしていたのかです。このあたりも、今ひとつ分からないところがあります。

今回、江頭さん側にも取材を試みましたが、今のところ回答はありませんでした。

レイ法律事務所の河西邦剛弁護士は、「文化と法律が一体になっている国もあり、コンプライアンスの観点から最低限の調査は必要。文化や宗教などへの配慮は十分にしなければならない」と話しています。

出水麻衣キャスター:
「トルコ」と調べると、大多数がイスラム教徒であるという情報が出てきます。そこの国に行くときに、食べるもの、食べさせるものをきちんと精査しないのは、対応に問題があったと言わざるを得ないですよね。

井上キャスター:
ポテトチップスを食べてもらうときに、その説明が1つあれば変わっていた気がします。

出水キャスター:
今回、ファミリーマートは「今後は企画段階において、商品原材料の確認体制を一層強化し、宗教・文化的な配慮を徹底することで、二度と同様の事態を起こさないよう努めてまいります」とコメントを寄せています。