“ある自治体の保養所”の1泊の金額、なんと「4400円」。秋の行楽シーズン、この秋は3連休が4回もあり、物価高でもお得に泊まれる「自治体の保養所」が今、狙い目です。

お得!素泊まり1泊4400円の保養所も 

まずは、東京・港区の保養所です。

神奈川県・箱根町にある「大平台みなと荘」では、お食事がしゃぶしゃぶコースなどの3つのコースから選べたり、露天風呂がついて、大人1人あたり1泊2食付き(1室4名利用・休前日等以外)で7000円です。

利用できるのは、港区在住・在勤者のみですが、代表者1人がこの条件を満たしていたら、誰でも利用可能です。ただ、事前に利用者登録が必要となります。

また、65歳以上の港区民であれば、平日に限り1泊2食付き3200円で利用できます。(年度内の平日2泊まで)

続いて、東京・世田谷区が運営している保養所では、値段の違いはあるものの区民以外も利用可能になっています。

観光地としても人気の群馬県・川場村にあり、交流施設として村内に2つの施設「ふじやまビレジ」「なかのビレジ」があります。

ふじやまビレジは、世田谷区在住・在勤・在学者1泊2食付きで大人1人5900円区外の人は1万1900円。10月に料金が改定されますが、それでもお得なお値段となっています。

区担当者によると「区外の両親などが利用したいという声があり、2010年以降、誰でも利用が可能になった」「利用者は年々増加していて、リピーターも多く物価高でお得に利用したい人もいるのでは」ということです。

福島県・南会津町にある「ホテル南郷」は、さいたま市民の場合、1泊素泊まりで4400円。

お食事は別料金で、お鍋やお刺身がついた夕食と朝ご飯を追加すると、さいたま市民は大人1人7290円~一般の人は8390円~利用できるということです。