テレワークだと“サボる”?「仕事の“成果”で評価する取り組みを」
Q.テレワークでサボっちゃうとかあります?
20代会社員
「ありますあります。画面越しでは会話してるZoomで会話しているけど、TikTok開きっぱなしとか」

40代会社員
「だらけちゃいます。テレビつけちゃったりとか」
30代会社員
「パソコン起動すると出社。厳しくオンラインにいる時間を計られると困る」
20代会社員
「(テレワークは)管理されている感はありました。お昼休みに入る前と戻った時も、一報を上司に連絡を入れる。何時になったら業務の進捗を報告するみたいなのもあって嫌でした」

藤森キャスター:
さらに、テレワークの監視ツールがありまして、例えばパソコンの起動時間や動作管理、管理カメラによる席を離れるかどうかの監視などがあります。
トラウデンさん:
正直、ここまでするならもうテレワークしなくていいんじゃない?って思います。

藤森キャスター:
テレワークの監視は必要なのか、日本テレワーク協会の吉田英樹主席研究員によると、「テレワークでサボる人は出社をしていてもサボる」ため、「監視をしても生産性が上がるとは考えにくい」ということでした。また、「仕事をした“時間”ではなく、仕事の“成果”で評価する仕組みを取り入れることが、一番効果的ではないか」とのことです。
トラウデンさん:
テレワークでは、ぱっと一言で済むようなことに対して、時間を設定する必要があると思うので、コミュニケーションの円滑さに関しては、対面に代わるものはないと思います。
小川キャスター:
出社とリモートのバランスを考えることは、どんな組織にするか、何を目指すということに直結しますから、この見直しの議論をこまめにすることが必要ですね。
藤森キャスター:
生産性を上げるためのテレワークですから。
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<プロフィール>
トラウデン直美さん
Forbes JAPAN「世界を変える30歳未満」受賞
趣味は乗馬・園芸・旅行