今年度100歳を迎える男性に、山口市が祝い状を贈って長寿を祝いました。

祝い状がなどが贈られたのは、12月に100歳を迎える三好修治さんです。

三好さんは山口市秋穂出身。

当時の下松工業学校を卒業後、造船所で機械部品の検査などの仕事を経験しました。

終戦後、秋穂町役場に入り、助役を務めました。

三好さんの趣味は、70歳を超えて始めた俳句と写真。新聞の俳壇に掲載された句をまとめた句集を作りました。

同じ時期に写真も始め、一眼レフカメラで撮影した写真に俳句を合わせて作品にしています。

三好修治さん
「俳句は自分の感情を直接的に表現しない。奥ゆかしいんです。思わせぶりな、日本人の奥ゆかしい感情を秘めたところに俳句のよさがある。日本伝統の文学です」

三好さんは3人の子どもに恵まれ、孫は2人。

現在は、ヘルパーや看護師の訪問を受けながら、一人暮らしをしています。

最近は野菜や花を育てるのが好きで、特にスイカを近所の人や俳句仲間に配るのが楽しみだということです。

三好さんの長寿の秘けつは。

三好修治さん
「まず第一に自分の体は自分が大事にすることですね。無理をしないこと、あまりストレスを感じてはいけないことですね」

山口市では今年度87人が100歳を迎え、100歳以上の人は258人になります。