最新の山形県内の新型コロナウイルスの患者数は今年最多の381人で、6週連続の増加となりました。

県衛生研究所によりますと、先月31日までの1週間で、県内39の定点医療機関から報告があった新型コロナの感染者は381人で、前の週より37人増加しています。

一定点医療機関あたりでは9.77人となっていて、6週連続の増加です。

保健所別では、庄内で122人、村山で105人、置賜で58人などとなっていて最上を除くすべての保健所管内で患者数が増加しています。

県衛生研究所によりますと、この患者数は、去年の同じ時期と比べると少ないですが、今年に入ってからは一番多く、注意が必要だとしています。

また、県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は前の週より11人減少し166人でした。

1定点あたりの患者数は6.38人です。

リンゴ病の患者数は、21週連続で警報レベルとなっています。

保健所別では、庄内で55人、山形・村山で36人などとなっていて、県内すべての保健所管内で警報レベルが続いています。

県は換気や手洗い、適切なマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。