参院選敗北の総括をめぐる自民党の「両院議員総会」がさきほど終了し、森山幹事長は辞任する意向をあきらかにしました。自民党本部から中継です。

自民党の森山幹事長は参院選敗北の責任をとり、辞任する意向をあきらかにしました。そのうえで任命権をもつ石破総理に進退を預けたということです。

両院議員総会が終了すると、速やかに“総裁選の前倒し”に向けた手続きがスタートします。

参院選敗北の総括を受け、石破総理は「わたしの責任だ」と陳謝しました。

石破総理
「多くの同志を失ったこと。選挙は最終的に当然のことでありますが、総裁たる私の責任であります。そのことから逃れることは決してできません」

石破総理は、物価高対策などの政策課題に道筋をつけることが責任だと強調した上で、自らの進退について「しがみつくつもりは全くない。しかるべきときにきちんとした決断をする」と述べました。

党内ではこのあと、総裁選の前倒しに向けて動きが活発化する見通しです。

党の選挙管理委員会から意思確認に必要な書面が配布されるほか、「提出後の取り消しは不可」など詳細なルールが通知されます。

終了後、党の中堅・若手議員らが国会内で会合を予定しています。