東京23区 熱中症が原因で亡くなったは101人に
日比キャスター:
そして、暑い日が多くなることで、気象災害の増加に繋がります。

本杉記者:
今年はゲリラ豪雨も相次いでいます。これは大気が不安定になるためです。不安定になる理由としては、上空と地上の気温差です。
例えば上空5000mが-6℃だったとすると、平年の東京の最高気温の平均は31.3℃なので、差は37℃です。
一方で、2025年の平均は34.2℃なので、差が40℃あります。一般的に気温差が40℃を超えると、雷を伴う雲が発達しやすく、ゲリラ豪雨が起きやすいと言われています。
日比キャスター:
暑さは命を奪う危険もあるわけですよね。
本杉記者:
2025年6月から8月27日までに、東京23区で熱中症が原因で亡くなった方の数は101人にのぼったということです。
日比キャスター:
気温や暑さの常識がどんどん変わっていますから、厳しい暑さのときは外に出ない、無理はしない、我慢をしないということを繰り返しお伝えしたいですね。
本杉記者:
無理をせず水分補給をして、エアコンを上手に使って暮らしていただきたいと思います。
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<プロフィール>
本杉美樹
TBS報道局社会部 気象・災害担当
気象予報士の資格も取得














