山形県新庄市で、きょう小学生が育てた伝承野菜の販売会が行われました。
「いらっしゃいませ!」

ナス色のTシャツを着て声を出す児童たち。売っているのは、けさ収穫した新庄市畑地区の伝承野菜「畑なす」です。


畑なすは、350年以上前から地区で受け継がれていて、大きくて丸くみずみずしいのが特徴。
新庄市立本合海小学校では、毎年、郷土愛を育んでもらおうと地域の農家と一緒に学校で畑なすを育て販売しています。

今回は畑なすと他のなすも一緒に栽培し、違いなども勉強してきました。夏休み中も児童たちが水やりをし、ようやくきょう販売です。
地元の農家の松田さんが児童たちに伝えた栽培のコツは毎日畑に足を運ぶこと。

協力した農家 松田圭祐さん「子どもたちに一番言っていたのは、自分たちの足跡が一番肥料になりますと。今年のこの暑さでこの結果は、素晴らしいと思います」














