“石破おろし”の動きはどうなるのでしょうか?自民党総裁選の「前倒し」が焦点となる中、自民党所属の国会議員にアンケートを行いました。「前倒しは必要」と態度を明確にした議員は、どの程度いたのでしょうか。
自民党議員63%が“態度示さず” 独自調査で

28日、自民党本部に姿を見せたのは、参院選で初当選した「チームみらい」の安野貴博党首。目的は森山幹事長との会談です。
安野党首のSNS
「会派入りとかの話はしていませんが、ご挨拶とチームみらいの紹介をしてきました!」

衆・参ともに少数与党となった自民党。“石破おろし”につながるのか、総裁選の前倒しをめぐり揺れています。
JNNは28日までに党所属の国会議員295人に、総裁選をおこなうべきか、アンケートや直接聞き取るなどの独自調査を実施し、219人から回答を得ました。
アンケートの回答
「総裁選を行えば、国民に目を向けず政局に走っていると思われる」
慎重な意見もありましたが、こんな声も…
自民党中堅議員
「敗因が何であれ、組織として結果に責任を負うことは不可欠である」

別の自民党中堅議員
「石破さんが総裁にいることが、党の分断を招いているのは事実」

219人の内訳は「おこなうべき」が49人、「おこなう必要ない」が19人、態度を示さなかった議員が137人で、63%の議員が態度を明らかにしませんでした。なぜ沈黙しているのでしょうか。
TBS政治部 与党キャップ 橋口由侍 記者
「内閣支持率が上昇する中で、積極的に“石破おろし”につながる行動をしたくないという議員心理や、9月2日に予定されている参議院選の総括での石破総理や森山幹事長の責任がどう明記されているのか、内容を見極めたうえで判断したいという人が多いからだと思います」














