仲間との出会いが生きる力に

キャンプには当事者の子どもたちだけでなく、医師や看護師、栄養士といった医療スタッフそして、自身も子どものころからキャンプに参加してきた先輩たちがボランティアとして加わります。
子どもたちは同じ境遇の仲間と寝食を共にし血糖コントロールの方法や生活の知恵を共有します。
キャンプの最も大切な役割を大澤医師はこう強調します。
大沢内科クリニック 大澤謙三医師
「1型糖尿病は一生付き合っていかないといけない。治癒ではなく立ち直る病気なんです。回復をできるだけ助けてあげる。1人いると元気が出ないのでね。仲間がいると、わかってくれる人がいると立ち直れるので」