過去最大となったコメの仮渡し金の引き上げ。農家からは喜びの声も聞かれますが新米はいったい、いくらになってしまうのでしょうか?

19日にJA全農にいがたが示した仮渡金の額に農家からは歓迎の声が聞かれました。

【エフ小杉 横野豊吉 代表】
「まさか3万円はいくとは思ってはいなかった」
「経営としては、それくらいの金額であればやっていける」

『一般コシヒカリ』の一等米60kgの価格が、2024年の1万7000円から一気に76%アップして3万円に。価格も引き上げ幅も“過去最高”となったのです。

仮渡し金が長年、1万円台で低迷してきた一方で近年は、肥料や農薬・農業機械などの値段が上昇。コメ農家はギリギリの経営だったと言います。

「今までは無理して7年・10年使ってきた農機を、例えば5年くらいで更新できる」