【北海道】
大雨と雷及び突風に関する北海道地方気象情報 第3号
2025年08月19日11時19分 札幌管区気象台発表

日本海側南部では、19日夕方にかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒し、日本海側と太平洋側西部では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒してください。北海道地方では、19日夜のはじめ頃にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

[気象概況]
前線を伴った低気圧が、19日夜にかけて北海道付近を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

[雨の実況]
19日00時から19日10時50分までの最大1時間降水量(アメダスによる速報値)
  乙部町潮見  61.0ミリ (19日10時10分)
  上ノ国町石崎 58.0ミリ (19日10時49分)

[雨の予想]
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
  日本海側北部    40ミリ
  日本海側南部    50ミリ
  太平洋側西部    50ミリ
  オホーツク海側北部 30ミリ
19日12時から20日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  日本海側北部    100ミリ
  日本海側南部    100ミリ
  太平洋側西部    100ミリ
  オホーツク海側北部  80ミリ

[防災事項]
 北海道地方では、19日は日本海側を中心に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨の降る所がある見込みです。日本海側南部では、19日夕方にかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒し、日本海側と太平洋側西部では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒してください。
 北海道地方では、引き続き19日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる地域や期間が拡大するおそれがあります。
 また、日本海側とオホーツク海側北部、太平洋側西部では、引き続き19日夜のはじめ頃にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。