【東北】
大雨と雷及び突風に関する東北地方気象情報 第2号
2025年08月19日05時15分 仙台管区気象台発表

東北日本海側北部では、前線や暖かく湿った空気の影響により、大雨となる所があるでしょう。19日昼過ぎから20日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、東北日本海側を中心に、19日昼前から20日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

[気象概況]
 前線を伴った低気圧が日本海にあって東北東へ進んでいます。低気圧は20日にかけて、北海道付近を通過してオホーツク海へ進み、前線が日本海から津軽海峡付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北日本海側を中心に、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
 このため、東北日本海側北部では、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲が同じ場所にかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性があります。

[雨の予想]
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側北部 40ミリ
20日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側北部 50ミリ
19日6時から20日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側北部 80ミリ
その後、20日6時から21日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側北部 120ミリ

[防災事項]
 東北日本海側北部では、19日昼過ぎから20日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
 また、東北日本海側を中心に、19日昼前から20日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。