山形市の夏の風物詩山形大花火大会がきのう開かれ、およそ6000発の大輪の花火が夏の夜空を彩りました。



今年で46回目を迎えた山形大花火大会。テーマは"ココロオドル"。世代を越えて心躍る瞬間を楽しんでほしいという実行委員の想いが込められています。

打ち上げ開始1時間前。山形市の県民ふれあい広場には、今か今かと花火を心待ちにする人たちが。



訪れた人は「まもなく子供が産まれる予定なのでココロがオドル予定というか。花火のような元気な赤ちゃんが産まれればいいなと思っています」

そして、打ち上げ開始の時間に。



今年は、市民などの要望を受け、これまでよりも大きな花火の数を増やし、およそ6000発の大輪が夏の夜空を彩りました。

訪れた人たちは"ココロオドル"瞬間を写真におさめるなどして、思い思いに楽しんでいました。

カップルは「すごくきれいでした。最高でした。来年もまた来たいです」



親戚一同で花火を楽しんだ人は「こうして連れてきてくれるのは手数がかかるけれど、みんな協力してくれてありがたいなと思う。家族っていいなと思って。思い出になるいい花火でした」



花火大会特別委員会 高橋将史 特別委員長「(打ち上げ中は)もう終わっちゃうという喪失感があったけれど、実際お客とすれ違うと『感動した、よかった、きれいだった』という声がたくさん聞こえてきて、今まで頑張ってきてよかった」

山形の夜空に浮かぶ大輪の花の美しさに、訪れた人たちは時間を忘れて酔いしれているようでした。