富山県黒部市で15日夜、ちょっと変わった花火大会が行われました。小さいけれど、心が温まる、そんな花火大会は地域の人たちのある思いから始まりました。

黒部川にかかる愛本橋で知られる黒部市宇奈月町の愛本地区は、人口約570人の小さな集落です。

14日夜、この愛本地区で行われたのは毎年恒例の盆踊り。人口が30年前の半分ほどになる中、住民たちが集まる貴重なイベントで、盆踊りの参加者も年々減っているといいます。

愛本アクティブプランナーズ 内橋充夫さん
「昔みたいに子供たちが笑顔で踊る、大人たちも笑顔で踊るっていうのが全く見れなくなってきてこの地域の問題がこの盆踊りに直視できたのかなという風に思ってます」

もっと盆踊りの参加者を増やしたい、そんな思いから始まったのが「愛の伝言花火大会」です。