亡くなった夫へ感謝のメッセージ
花火大会を企画した放送作家 中野俊成さん
「愛本の人にしかわからないメッセージが託されているんですよ。そういう花火大会っていうのは全国・世界どこを見てもここだけじゃないかなと思いますよね」

花火大会を考案したのが「ラヴィット!」や「アメトーーク!」など人気テレビ番組を手がける放送作家の中野俊成さんです。
中野さんが地区の活性化に取り組む住民グループの相談を受けて共同で企画しました。
中野さん
「メッセージを贈る人、贈られる人、その人たちの名前をあげると、ここにきているお客さんは顔が思い浮かぶと思うんですよね。この花火はその人があげたんだって思いながら見る花火大会というのはどこにもないと思いますね」

メッセージ
「いつも見守ってくれてありがとう」
徳道沙和子さんは亡くなった夫へ。

徳道沙和子さん
「空で見てくれていると思いました」
「愛の伝言花火大会」では、普段伝えることができない家族や地域への思いと感謝を花火とともに届けます。
メッセージ
「じいじは蒼(そう)くんの笑顔を見るのが一番嬉しいよ」
角本宏史さん
「この笑顔を見たら本当にうれしくてそれをこめてメッセージしました」
角本宏史さん
「蒼(そう)くん届いたよなあ、あげーって言ってたもんなあ」
15通のメッセージとともに花火が打ち上げられ、約100人が夜空を見上げました。
そして、最後には――
メッセージ
「愛本が平和でありますように」
主催者によりますと、ことしは去年より多くの人でにぎわったということです。

中野俊成さん
「どんどんどんどんバージョンアップしてなんか毎回面白いことやってるねっていうのが口コミで広がっていって地元出身で地方に住んでいる人たちも参加したいよねっていう気持ちになってくれるといいかなと」
愛本アクティブプランナーズ 内橋充夫さん
「こうやってみんなと一緒に楽しめるっていうのを今後もずっと続けていきたいなと思ってます」