ごみ処理が約2か月間ストップした施設も

ことし4月に愛知県大口町の、ごみ処理施設で火災が発生。ごみを細かく砕く工程で、混ざっていたリチウムイオン電池から火が出たとみられています。この火災で約2か月間、廃プラスチックごみなどの処理がストップ。復旧には約4000万円の費用がかかりました。

名古屋市でも他のごみに混じったモバイルバッテリーが原因の火災が相次いでいました。

(名古屋市環境局作業課 富樫穣 課長補佐)
「(Q:結構膨れ上がっている状態だが?)熱を帯びて膨らんでいるが、こういうものもある」

リチウムイオン電池は圧力や衝撃が加わると火が出る恐れがあります。モバイルバッテリーは「不燃ごみ」などとして出してはいけないのです。

(名古屋市環境局作業課 富樫穣 課長補佐)
「(モバイルバッテリーなどが)不燃ごみや可燃ごみに混ざると、袋の中に色々なものが入っているので一目で見分けづらい。火災が起きてから(混入が)分かるというのが大部分かと思う」