(羽島奈穂さん)「みんなで何かして(イベントを)終わりたい」

先月上旬、鹿児島市の福祉館に羽島さんの姿がありました。羽島さんを含む県内の高校生4人が中心になって、拉致問題についての若者向けの勉強会を今月23日に企画しています。

(甲南高校2年・福留豪希さん)「ウェルカムボードを作って置くのはどうかな。こんな感じで『ようこそ起こしくださいました』という感じで」

(田村源太郎さん)「参加者1人1人に付箋を渡して、書いてもらってはりつけたら1つの作品になる」
(羽島奈穂さん)「いいかもね」

4人はいずれも去年、拉致問題の作文コンクールで受賞して知り合いました。

(鹿児島情報高校3年・渕脇詩さん)「自分のクラスメイトに聞いた時、結構知らない人が多くて、それで自分たちが動かないとと思った」

(福留豪希さん)「市川さんが悲しむ顔を見たくないというのもある」

(羽島奈穂さん)「勉強会のことをいろいろ決めたので、報告に来ました」

先月下旬、羽島さんらは、勉強会での講演を依頼する市川さん夫婦のもとをたずね、高校生が作文を披露するなど企画内容を説明しました。

(羽島奈穂さん)「参加者からの質問タイムを設けようと思っていて」
(市川健一さん)「何とかしましょう」

(市川健一さん)「(勉強会の)成功を祈るのみですね」