
そして、事件が起きた日のきょう8月12日。
(羽島奈穂さん)「23日に高校生で勉強会を行うので、ぜひお時間があったら、こちらもお越しください」
羽島さんたちは、市川さんを支えながら、勉強会への参加も呼びかけました。

(羽島奈穂さん)「私たちが市川さんから託されたバトンをきちんと次の人たちに渡せるように。(勉強会に)来た人が次の人に渡してもらえるようにしたい」

(市川健一さん)「時間がない、一刻の猶予もない。(子どもたちは)何でもない日々の生活を感謝できる人たちに、このたたかいを通して成長してほしい」
市川さんは今年で80歳になりました。若い世代の後押しを受けながら、事件が解決する日を待ち続けています。
「高校生による若者のための拉致問題勉強会」は、今月23日に午後1時半から県庁18階かごゆいテラスで開かれます。入場無料ですが、参加の申し込みが必要です。