五穀豊穣と町の発展を願う夏祭り「しょうない氣龍祭」がきのう庄内町で開かれ、
2体の龍が町を練り歩きました。

しょうない氣龍祭は、町を盛り上げようと新たにできた祭りで今年で4回目の開催です。

庄内町の合併前である余目町に「飛龍(ひりゅう)伝説」、立川町に「龍神(りゅうじん)信仰」という龍にまつわる伝説があり、この共通する龍を使って五穀豊穣などを願おうと始まったのがこのしょうない氣龍祭です。

オープニングセレモニーでは地元の小中学生およそ110人が龍を担ぎ練り歩きます。

そして日が沈みはじめると、飛龍囃子のリズムに合わせたダンスが行われました。

そしてフィナーレでは。

全長40メートルの「飛龍(ひりゅう)」と全長30メートルの「姫龍(ひめりゅう)」による龍の舞が披露されました。

ゆらりゆらりと2体の龍が織りなす舞の迫力に訪れた人は魅了されている様子でした。

訪れた人「すごく感動的でしたし、何回も見ているが、いつ見てもいいなと思える文化でした」

訪れた人「迫力が結構ありました。見た時が無いような大きいものが動いているのですごく楽しかった」

訪れた人「最初は余目駅前でやっていたが、それがどんどん規模が大きくなっていろんな人が来て、すごく地域の活性化になっているところに感動している」

庄内町の新たな伝統として誕生した2体の龍は町に熱気と活気を届けていました。