五穀豊穣と町の発展を願う夏祭り「しょうない氣龍祭」がきのう庄内町で開かれました。

庄内町の合併前である余目町に「飛龍(ひりゅう)伝説」、立川町に「龍神(りゅうじん)信仰」という龍にまつわる伝説があり、この共通する龍を使って五穀豊穣などを願おうと始まったのがこのしょうない氣龍祭です。

オープニングセレモニーでは地元の小中学生およそ110人が龍を担ぎ練り歩きました。

日が沈みあたりが暗くなると。

全長40メートルの「飛龍(ひりゅう)」と全長30メートルの「姫龍(ひめりゅう)」による龍の舞が披露されました。

ゆらりゆらりと2体の龍が織りなす舞の迫力に訪れた人は魅了されている様子でした。

訪れた人「すごく感動的でしたし、何回も見ているが、いつ見てもいいなと思える文化でした」

庄内町の新たな伝統として誕生した2体の龍は町に熱気と活気を届けていました。