8月10日の夕方、神戸市長田区の公園で、40代男性が歩いていた遊歩道が突如「陥没」。生じた穴に足をとられて男性が転倒し、軽傷を負う事故がありました。  
 陥没で生じた穴は、直径が約30㎝、深さが約1.5mだということです。  
 
 警察と神戸市が、陥没の原因を調べる方針です。

犬の散歩中に… 直径約30㎝・深さ約1.5mの穴が突如発生


 遊歩道の陥没が発生したのは、神戸市長田区大丸町の「大丸山公園」です。  

 兵庫県警長田署によりますと、8月10日の午後5時ごろ、近くに住む会社員の男性(45)が飼い犬を連れて遊歩道を歩いていた際に、突如地面が陥没しました。  

 男性が踏み抜くような形で陥没が発生したということで、男性は生じた穴に足を取られて転倒。右ひざや左足のすねを擦る軽傷を負いました。  

 男性が携帯電話で妻に連絡し、妻が110番通報したことで事故が覚知されました。  
 
 遊歩道は公園の南側部分にあり、地面が土や砂利で覆われている形のものです。

 穴は直径が約30㎝・深さが約1.5mだということです。  

 遊歩道の陥没現場付近は、現在立ち入り禁止となっていて、今後、神戸市と警察が陥没の原因を調べる方針です。  

 大丸山公園は、神戸市内が見渡せる高台もあり、かつて映画のロケ地としても使われたことがあります。