鹿児島県では、きょう未明から2回にわたり線状降水帯が発生し、猛烈な雨が降りました。霧島市には大雨特別警報が発表されました。各地で浸水や土砂崩れの被害が出ています。
霧島市の隣の姶良市では現在、雨が降ったり、止んだりしています。網掛川の護岸がおよそ50メートルにわたって崩れました。道路に止まっていたとみられる車2台が落ちています。そのうちの1台、黒い車のヘッドライトの部分まで、けさ早くは川の水位が上がっていたということです。
現在、水位は下がっていますが、川の流れは濁流です。そして、この現場から少し上流の網掛橋ですが、警察によりますと、崩れるおそれがあるということで、現在、通行止めとなっています。
鹿児島県内の1時間雨量は姶良市で111ミリ、霧島市で107ミリ、鹿児島市で91ミリと各地で猛烈な雨を観測しました。
姶良市では、住宅の裏山が崩れて1棟が全壊し、この家に住む女性2人が病院に搬送されました。
霧島市や姶良市では一時、市内を流れる3つの川で氾濫危険水位を超えました。市街地では水があふれ、道路が冠水したほか、床上・床下浸水の被害が出ました。
「道路が完全に冠水し、トラックなど数台が水に浸かって動けなくなっているようです」
また、県に入った情報では、姶良市のキャンプ場で落石などで周辺の道路が寸断し、大人16人、子ども24人のあわせて40人が孤立しているということです。
鹿児島県では12万人余りに緊急安全確保が、およそ22万人に避難指示が出ています。
記者
「現在、午前6時半すぎ、鹿児島中央駅に来ています。鹿児島本線と日豊本線が運転を見合わせています」
利用客
「会社を休ませてもらう。行けない」
交通に影響が出ています。JR九州によりますと、鹿児島県内の在来線の多くが始発から運転を見合わせています。九州新幹線は通常運行しています。また、九州自動車道など鹿児島県内の高速道路は大部分が通行止めとなっています。
空の便です。大雨特別警報が出ている霧島市にある鹿児島空港では、これまでに東京や大阪、離島などを結ぶ52便が欠航しています。
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