熊本市の下通アーケードに灰皿が無断で置かれている問題で、大西一史市長は「撤去に向けてあらゆる手段を検討する」としています。

この問題は、下通と新市街のアーケードが交わる公道に、スタンド型の灰皿が1か月以上、無断で置かれているものです。

周辺は熊本市の条例で「路上禁煙区域」に指定されていて、商店街の関係者などが市に灰皿の撤去を求めています。

市はすでにこの灰皿を置いた人物を特定していて、その人物に対し撤去を要請するとともに、先週末にはバリケードを設置して灰皿を使えなくしましたが・・・

きのう(6日)に、現場を取材すると、何者かがバリケードを外し、灰皿が表に出ていました。

「いたちごっこ」のようなこの問題に、きょう(7日)の定例記者会見で、見解を問われた大西市長は・・・

熊本市 大西一史市長「こういう迷惑行為は一切やめてもらいたい。勝手に路上に置いていることをいつまでも見過ごす訳にはいかない。私としては担当者に対して、あらゆる手段を尽くして一日も早く撤去できるよう、検討するよう指示している」

このように述べ、早期撤去に向けて知恵を絞る考えを示しました。