広島に原子爆弾が投下されてからきょうで80年です。

天童市では原爆写真展が始まり、きょうは被爆後の広島で生きてきた男性が核兵器の恐ろしさと平和の尊さについて語りました。

天童市できょうからはじまった「原爆写真展」は、戦争の悲惨さと平和の大切さを広く伝えていくことを目的に「天童・平和を伝える会」が毎年開いています。

大内希美アナウンサー「会場には全部で50点ほどの写真パネルが展示されています。写真を見ると原爆が広島の人に与えた恐ろしい被害が伝わり、胸が痛む写真ばかりです」

やけどでただれた皮膚を治療する女性。そして、死んでしまった幼い弟をおんぶする少年など会場には目を背けたくなるような写真が並びます。

また、広島の高校生が被爆を体験した人たちと共に作った絵も展示されています。

参加者「足がいま震えてる。恐ろしい。戦後80年というちょうどいい機会なので今年はより一層こういうものを見て平和について考える人たちが増えるといいと
思った」