(川原社長)「キャベツは冷凍すると、解凍したときに繊維が崩れて水が出るので、冷凍ができない。逆にブロッコリーは冷凍ができる。芯が出るときに冷凍が出来るので、コストの一定化に繋がる」

ブロッコリーの茎は、鹿児島市の野菜加工メーカーで廃棄されるものを仕入れています。

(川原社長)「加工メーカーでは、年間2トン廃棄されている。食物繊維がたっぷりの良いところなのに、それが捨てられているのは、すごくもったいないこと」

(川原社長)「これがブロッコリー餃子に入れる原料。ほぐすとキャベツと同じような感じになる」

茎を独自の方法で細かくカットし、水を抜き、キャベツのような見た目に。茎特有の固さやにおいをなくすため、半年間、試行錯誤を繰り返しました。

(川原社長)「何度も試作する中で、ブロッコリーの臭みが出たり、芯の食感が強すぎたりとか。歯にあたらないようにするために、切り方や加工処理にすごく苦労した。企業秘密です(笑)」