穴水町の宮田ダムが枯渇…深刻化する奥能登の水不足

農業用にも使われる、穴水町の宮田ダムの水。普段は洪水に備え、貯水量を50%程度に保っていますが、7月の時点で既に枯渇。ダムの底にはひび割れが見られるほどです。
能登町の山あいにある貯水池でも状況は同様です。

能登町農林水産課 仲谷宗 課長「壁面見るとわかると思いますが、白くなっているところが通常貯めているライン。それでも低いかもしれませんが、MAXはそれくらい。今はそれよりも低い状態」
山あいにある人工的に設けられた貯水池。こちらも山から引いた水を農地に供給していますが、現在は底が見える状態になっています。

能登町農林水産課 仲谷宗 課長「メインで作ってるコシヒカリの穂が揃い出す時期なので、1番水が必要。そんな中で水がこれだけしかない。農家さんにとっては苦しい状況が続いていると思います」