群馬県と長野県に跨がる草津白根山のうち、群馬県側の「白根山・湯釜付近」で火山性地震が増加しているとして、気象庁は噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入り規制を求める「2」に引き上げました。

草津白根山の白根山・湯釜付近では、きのう(3日)午後から火山性地震が増加していることから、気象庁は午前6時前、白根山・湯釜付近の噴火警戒レベルを、▼活火山であることに留意するよう求める「1」から、▼火口周辺への立ち入り規制を求める「2」に引き上げました。

気象庁は、湯釜の火口からおよそ1キロの範囲では、大きな噴石が飛んでくる可能性があるとしています。

兵庫・西宮から来た観光客
「これからどうやって帰ろうかな」

噴火警戒レベルの引き上げを受けて、群馬県と長野県とを結ぶ「志賀草津道路」は、万座三差路から殺生までの間が通行止めとなるなどの影響が出ています。