日が暮れるまで3時間以上花火を待つ人たちの姿も
午後12時。この日は朝から気温がぐんぐん上がりました。早くもビールを飲んで喉を潤す人も…
「なかなか(パビリオンの)予約がとれないんで、三菱未来館に入っただけであとはぶらぶらと。夜、花火があるみたいなんでそれを見たいな。(Q花火まで時間がありますが?)どうしようかな。朝一番で来たけど、暑いからもう動きたくないです」
「きょうは花火を見に来ました。どこで見ようかすごく悩んでいます」
「任せている。ついてくだけ」
午後3時半。少し陽が傾いてくると海に近いリングの下に人が集まっていました。
「花火の場所とりです。まだだいぶ明るいですけど」
「前回、大屋根リングで見たんですよ。感動です。ドーンとくるたびにわーと。(花火の時間は)5分だったけどそれ以上の価値が」
「(Q前回も2人で?)全くの他人です」
「いま初めて会った。お一人さま同士」
日傘をさして花火を待つ大群衆も。打ち上げ時間は非公表ですが、日が暮れるまで3時間以上は待つことになります。
こうした光景にアメリカから来た人は…
(アメリカから)「あまりに暑いしビール飲んで何か食べて。それでどこかで花火を見るよ。花火はいいけど待つのは無理。花火のために3時間?無理だよ!」
午後6時半。この日の来場者数は14万人以上、大屋根リングは花火を見にきた人で埋め尽くされていました。太陽がゆっくりと沈み打ち上げの時間が迫ってきました。
(野崎規裕さん)「ちょっと風向きがよくないですけど、悪くはないと思います。天気はいいんですけどね。風がちょっと強くて向きが悪いときがあるんで。本番、風向きみながら安全優先でいきます」
打ち上げ場所では 消防士が周囲の安全を確認。静けさのなかに緊張感が漂います。