(記者)「肝付町の内之浦総合支所です。こちらは避難所に指定されていて、住民らが避難しています」

太平洋に面する肝付町では指定避難所となっている内之浦総合支所に20人以上が避難しました。

(ひとり暮らしの女性)「家にひとりだけなので、心配で避難しに来た」

海抜5.6メートルにある内之浦小学校には、津波注意報が発表された時、児童2人と教員8人のあわせて10人がいて、午前10時ごろ4階建ての内之浦総合支所にまとまって歩いて避難しました。

(内之浦小学校 廣瀬孝一校長)「想定しているもの(避難計画)があったので、避難場所が内之浦支所ということ準備して避難 してきた。教頭から(保護者に)メールで注意喚起の連絡をした」

放課後児童クラブの児童や保育士らあわせて13人も避難して、児童は持参した弁当などを食べて過ごしました。

(内之浦学童クラブ 松脇勝代さん)「サイレンが鳴ったので『津波だ』と思って子どもたちを集めて避難体制とった。日頃の小学校の訓練があったので(子どもたちが)『先生!』と言ってすぐに遊びをやめて私のところに来た」