霧島連山の新燃岳で30日午前0時6分に発生した噴火が、午前9時現在も続いていて、気象台は連続噴火が継続していると発表しています。
この連続噴火が始まって以降で、最高の噴煙の高さは火口から100mです。
噴火警戒レベルは３の入山規制が継続中で、気象台は火口から２キロの範囲で火砕流に、３キロの範囲で大きな噴石に警戒を呼びかけています。

新燃岳降灰予報（定時）

新燃岳で噴火が発生した場合には、３０日午前９時から正午までと、３０日午後９時から３１日午前０までは火口から北西方向に降灰が予想されます。

　３０日６時から３０日２４時までに噴火が発生した場合には、以下の方向・距離に降灰及び小さな噴石の落下が予想されます。　

　（時刻）（火口からの方向）（降灰の距離）（小さな噴石の距離）

▼３０日０６時から０９時まで　北西　　　　　　９０ｋｍ　　４ｋｍ　　　　　
▼３０日０９時から１２時まで　北西　　　　　　９０ｋｍ　　５ｋｍ　　　　　
▼３０日１２時から１５時まで　北西　　　　　　８０ｋｍ　　６ｋｍ　　　　　
▼３０日１５時から１８時まで　北西　　　　　　９０ｋｍ　　６ｋｍ　　　　　
▼３０日１８時から２１時まで　北西　　　　　　１００ｋｍ　６ｋｍ　　　　　
▼３０日２１時から２４時まで　北西　　　　　　１００ｋｍ　６ｋｍ　　　　　

期間中に噴火が発生した場合には、以下の市町村に降灰が予想されます。

宮崎県　：小林市、えびの市

鹿児島県：霧島市、湧水町、伊佐市、出水市、さつま町、長島町、阿久根市

熊本県　：人吉市、水俣市、上天草市、天草市、芦北町、津奈木町、球磨村、苓北町