水面下で連立模索も…野党は “泥船自民”に警戒感
今、自民党内はどういった状況なのか?武田氏曰く、「1993年の自民党分裂の記憶があり、同じことにならないよう、党としての方向性を決めている」とのこと。
(武田一顕氏)「1993年の宮澤内閣のときに内閣不信任案が可決されて、小沢一郎氏らが外に出て細川政権ができた。そういった分裂が起こらないようにするという点については、石破総理も大物議員も一致している」
また、武田氏は「水面下で“組める相手”を探しているが、野党は“泥船自民”に警戒感を持っている」と言います。
(武田一顕氏)「石破総理が辞めても過半数は取れない。自民党は、なんとか野党側とパイプを使って組めないかと意見交換しています。ただ、今は選挙が終わったばかりで、野党としても“泥船”には乗れない状況。まだしばらく混乱は続きます」
水面下での調整がうまくいった場合、連立の可能性はあるのでしょうか?
(武田一顕氏)「自民党と他の党で連立はあり得る。一番大きいのは、自民・立憲の大連立。これだけ混乱していると、今は何でもありの状況」