チャットでAIと議論 ”一緒に作れる”マニフェスト

 有権者の要望を知って政策に反映する。こうした考え方をもとに今回の選挙戦で初めて導入したのが、”一緒に作れる”マニフェストです。ウェブ上に公開されているマニフェストにはチャット機能がついていて、内容についてAIと議論を交わすことができます。

 (チームみらい・安野貴博さん)「いま5909個提案が届いている。例えばこの提案ならこういうふうなことを変更すればいいんじゃないか、変更前と後の差を見て、入れるべきものは反映させていく」
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 有権者の意見を広く集めてAIで分析し、最終的に安野さんらが妥当だと判断すれば、マニフェストの内容を修正したり、追加したりするといいます。

 (チームみらい・安野貴博さん)「いまの社会は複雑だし、人によって見えているものがばらばら。そうなったときに、自分たちが見えてないところから、いろんな指摘受けたほうがいい政策をつくれる。そのハードルもできるだけ低くするということをしている。そうするとおもしろいことに顔も名前も知らなかった専門家が専門家の知恵を突然持ち込んでくれたりする。そういうことしながらマニフェストはバージョンアップを積み重ねている」