『一方向ではなく双方向』が政治のあるべき姿

 選挙期間中、党首の安野さんは全国の候補者の応援に飛び回ります。街頭演説ができない夜間などは、SNSでの動画投稿やライブ配信の予定を詰め込み、さまざまな手段で幅広い層に政策を訴えます。さらに…

 (チームみらい・安野貴博さん)「こちらの画面(に映っているのは)、いま絶賛Youtubeでライブ配信しているAIの私=『AIあんの』です」
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 Youtubeで自らのアバター=分身が24時間いつでも視聴者の質問に答える「AIあんの」。都知事選では有権者に主張を伝えることに大いに役立ちました。

 記者が参院選当選後に実現したいことを聞くと…

 (AIあんの)「チームみらいが参議院選挙で一番実現したいことは、テクノロジーの力を活用して『誰も取り残さない日本』を作ることだと考えております。具体的には、一人ひとりが多くの選択肢を持てる社会、つまり自分の未来を自分で切り拓ける社会を実現したいということです」

 「AIあんの」には安野さんのインタビュー動画などを学習させていますが、答えられなかった質問は手動で回答することで、どんどんアップデートしていきます。

 (チームみらい・安野貴博さん)「一方的に人に自分たちの考えを伝えるだけではなく、有権者の皆さんが何を考えているのかを逆に教えてもらうという、双方向の情報の流れ方を作り出したい。まさにこの『一方向ではなく双方向』ということが政治のあるべき姿」