参議院選挙熊本選挙区で当選確実となった自民・現職の馬場成志氏が、選挙結果の受け止めや3期目への意気込みを語りました。

――今回の選挙の結果についての受け止めをお聞かせください。
まだ詳しいところは分かっていませんが、全国の結果を見ても、大変厳しい戦いだったと思っています。
選挙戦では各地域で多くの方々にお会いし、大変な激励をいただきました。「自民党しっかりしろ」という声とともに、災害対応や復興への取り組み、そして熊本の経済発展への期待も感じました。そうした思いを受け止めながら、17日間の選挙戦を戦ってこられました。
――今回の選挙で最も支持を得た訴えは何だと考えますか?
今回は、やはり「信頼」だったと思います。自分たちの訴えというよりも、これまでさまざまな方々と連携を取ってきた姿が県民の皆様にある程度ご理解いただけていた。そのことを改めてお話ししたことが、今回の結果につながったと考えています。
――全国的に自民党への逆風が吹く中での当選となりましたが、県内における自民党の求心力をどう感じていますか?
熊本においては、これまで同様、政治はキラキラしたものではなく、着実に物事を進めていくものだと考えています。私のカラーもそちらですので、そのように進めていきたいです。
ただ、県民の皆様に希望を持っていただけるような訴えは、これからもしっかりとやっていかなければならないと思っています。
――3期目で特に力を入れたいことは何ですか?
災害からの復興は進んできていますが、これを「創造的復興」へとつなげることが重要です。創造的復興によって新たな産業が生まれたり、インフラ整備で利便性が向上したりすることが、今の熊本の強みになっています。
これをさらに充実させ、地方のトップランナーになれるよう、しっかりと支援していきたいです。