【候補者にアンケート】Q2030年開業IRは大阪の発展に必要?
続いて、候補者に「2030年開業IRは大阪の発展に必要?」と質問。その回答は以下です。
※YES or NOで回答
【自民・柳本氏】△
【公明・杉氏】YES 条件付き
【立憲・橋口氏】YES カジノは疑問
【維新・岡崎氏】YES
【維新・佐々木氏】YES
【共産・清水氏】NO
【国民・渡邉氏】YES カジノは反対
【れいわ・椛田氏】NO
【参政・宮出氏】NO
【保守・正木氏】NO
【N党・武内氏】YES 条件付き
【みらい・平氏】YES
【無・東氏】YES 条件付き
【無・世良氏】NO
【諸派・稲垣氏】NO
【諸派・橋口氏】NO
【諸派・上妻氏】NO
【諸派・吉野氏】NO
【諸派・瀬戸氏】未回答
▼「YES」の候補者
【公明・杉氏】ギャンブル依存などの対策は必要
【立憲・橋口氏】カジノありきは疑問
【維新・岡崎氏】雇用や観光、税収期待
【維新・佐々木氏】税収増で住民サービス向上
【国民・渡邉氏】課題多い カジノは反対
【N党・武内氏】社会的リスクの対応不可欠
【みらい・平氏】収益を使い長期的な成長を実現
【無・東氏】負の側面が最小になるよう追求を
▼「NO」の候補者
【共産・清水氏】経済効果より社会的マイナス
【れいわ・椛田氏】地元経済が衰退の可能性
【参政・宮出氏】持続的な経済成長に寄与するか疑問
【保守・正木氏】求めるべきは観光による発展ではない
【無・世良氏】地元への悪影響の予測立たず
【諸派・稲垣氏】資金洗浄など犯罪の温床になる
【諸派・橋口氏】軟弱な地盤で防災は?
【諸派・上妻氏】お金が外国資本に流れる
【諸派・吉野氏】先進国でIRで収益をあげている国ない
▼「△」の候補者
【自民・柳本氏】必ずしも必要ではない 一方で方向性追求の必要
アンケート結果を受けて森記者と大八木解説委員は以下のように分析しています。
(森亮介記者)「条件付きYESの回答者も含めると、19人中8人が必要だと回答しました。ギャンブル依存症対策を厳格にすることが条件だというような意見が多数ありました。一方で『不要』と回答した候補者も9人で賛否が分かれています。IRが不要と回答した候補者は「ギャンブル依存症」「治安悪化の懸念」「経済効果を上回る負の側面」があると指摘していて、これからどのように府民の不安を解消していくのかが注目されます」
(大八木友之解説委員)「IRは良くてもカジノはダメと回答した候補者に問いたいのは、IRの収益の8割はカジノという構想なんですよね。そういう意味ではカジノがないと難しくなってくる。すでに大阪府市も一定の投資をしていて、カジノをやめた場合、どういう方法で地元にお金が入るか、投資した分を回収するのかという問題はあります」
「また、IRを推進したい人にとっても、日本のIRは世界に比べると後発であり、カジノ自体の経営状態も世界的に苦しい側面もあるため、失敗した場合はどうするのかという話も聞きたいところです」